税理士の山本です。
会計事務所の就職情報を見てみると、「税理士科目を2科目以上持ってる人」という応募条件が多いように思います。
2科目というと「簿記論」・「財務諸表論」が多いでしょう。
なぜ2科目以上なのかというと、「仕事で最低限必要となる、簿記の知識を持っているだろう。」と推測されるからです。
しかし、この採用基準は、事務所によってバラバラです。
BIG4や大手の税理士法人では「3科目以上」という事務所もまだまだあります。
専門性が高い業務が多く、また求職者も多いため、そこまで門戸を広げる必要もないためでしょう。
逆に、「簿記2級以上」という事務所もたくさんあります。
むしろ、この人材難の時代では、応募条件も年々引き下がっているため、こっちのほうが主流なくらいです。
ちなみにうちの事務所は、「簿記3級程度の知識があればOK」としています。
そう、実は、簿記3級すら絶対条件ではありません。
これは、「知識がいらないような単純作業しかない。」というわけではなく、
資格よりも、人柄・社風に合うかどうか(つまり、人間関係)の方が大切だと思っているからです。
知識は勉強すれば身に付けることができますが、人間性やコミュニケーション能力はなかなか身に付けられません。
そういった意図から、まずは1度会って話をしたいと思ってますので、
できるだけ門戸を広げる意味で「簿記3級程度」としています。
人柄・社風に合うかどうか(つまり、人間関係)が1番大切。
そういった価値観に共感してくださる方は、
ぜひ採用求人エントリーフォームより、ご応募ください。