税理士の山本です。
「子育てとの両立を考えて、事務職で働きたいのですが、働ける場所がないんです。」
という声を、求職中の女性から聞くことがあります。
女性の場合、新卒で大企業に入社して順調にキャリアを積んでも、
結婚、出産、旦那さんの転勤などにより、それまでのキャリアが中断されることがあります。
出産すると子育てはどうしても女性が中心になり、家事、育児、保育園、学校行事まで考えると、
夫婦どちらかの両親が近くにいないと時間の制約がとても大きくなります。
お子さんが保育園に入った後も、急な発熱、インフルエンザでいつ呼び出されるかわかりません。
う~ん、つらいですね。
世間では人不足が深刻といわれていますが、
実際に不足しているのは、飲食、建設、介護、運輸など、現場で働くタイプの仕事か、
ノルマ・プレッシャーのきつい営業職です。
こういった職場が、子育て中の女性に適しているかと言われれば、とてもそうとは思えません。
一方、会計事務所を含めた事務職の求人倍率は、
実質0.25倍前後(4人に1人が採用されるということです)。
決して採用のハードルが低いとは言えないのも確かです。
なぜかというと、事務職は、安定した仕事として女性人気が高いにもかかわらず、
近年のIT化で需要が減り続けているためです。
正社員で納得できる会計事務所に入れなくても、パートであれば採用のハードルは低くなります。
また、パートで入社しても、経験を積めば正社員になることは容易です。
まずは、子育てに対する理解がどれくらいあるかを重視し、
子育て中の主婦が実際にどれくらい在籍しているのかを基準に、事務所を探してみてください。
※ちなみに、山本佳税理士事務所でもアルバイト・パートスタッフを随時募集しています。
主婦の方で、仕事と家庭のバランスを取りたい方。
将来、時間ができたら正社員になって、キャリアを積んでみたいという方まで、働き方は選べます。
気になる方は、求人採用エントリーフォームから、お気軽にご連絡ください。