税理士の山本です。
会計事務所も一般企業と同じく、採用の最終段階では面接が行われます。
そこで、初めて面接に挑まれる人に向けてQ&A形式でポイントをお伝えしたいと思います。
Q1:どんな服装で行けばいい?
会計事務所ではスーツでの勤務が一般的です。
スーツにジャケット、シャツ(男性の場合はネクタイも)着用で面接にのぞみましょう。
※ちなみに、うちの事務所は美容業のお客様が多いので、私服でも大丈夫です
Q2:筆記試験はある?
会計事務所によっては、簡単な簿記のテストをするところがあったり、
15分程度の簡単な性格診断テストなどを行うところもありますが、
どちらにせよ未経験者に向けた簡単な内容がほとんどです。
Q3:面接は、何回くらい行われますか?
書類審査を通過して面接となったら、所長との面接1回で合否が決まることがほとんどです。
50名を超えるような中堅~大手の事務所であれば、合同面接を含めて2~3回行われることもありますが、
そういったケースはまれですので、基本的には1回~2回程度です。
Q4:面接は、誰と行われますか?
面接は、所長税理士と行われます。
中堅~大手の税理士事務所の場合、所長と一緒に上司となるスタッフが同席することもあります。
Q5:面接ではどんなことを聞かれるの?
会計事務所の面接の多くは所長によって行われますので、
所長の人柄によって面接の雰囲気も異なり、聞かれる内容も様々です。
一般的によく聞かれるのが、
「志望動機、資格、経験」をはじめとして
「希望する働き方、目指すキャリアプラン」などが多いと思います。
また、これはマメ知識として知っておいていただきたいのですが、
「所長税理士と普通に話せるかどうか」が資格・経験以上に大切だったりします。
なぜかというと、ほとんどの会計事務所は少人数であり、
少人数で働くからこそ人間関係が重視されるからです。
そのため、所長との相性が良ければ、他のスタッフとの相性も良いと考えられるのです。
別の言い方をすれば、「所長と感じよく話ができれば、評価されやすい。」とも言えます。
何はともあれ、リラックスして普通に会話をすることを心がけましょう。